主婦の皆さん、食事作り、お掃除、ゴミ捨て、
子どもがいる家庭は子育て、毎日お疲れ様です。
豆知識ですが、家庭にいる方を「カミさん」といいますが、
実はこれ、神様の「カミ」と語源が一緒なんですよ。
目に見えないけど、影響を与える、という意味があります。
話を戻しますが、主婦はお給料はもらえないけれど、日々お仕事をこなしていると、
主婦のお給料っていくらなんだろう?と思ったことありませんか?
市場に当てはめると、主婦の仕事は以下のようなことをやっています。
- 保育士
- コックさん
- 心理学者
- 設備員
- 運転手
- 用務員
- 家政婦
スーパーマンですね!
今回は主婦のお給料を計算してみたいと思います!
主婦の給料はいくらなの?
主婦の賃金を計算するには、2つの方法があります。
・機会費用法
・代替費用法
機会費用法は、市場で働いたと仮定して、その分をお給料を見合わせる、という方法で、
代替費用法は家事の内容を市場の類似サービスに当てはめる方法です。
機会費用法で計算すると、専業主婦は304.1万円、兼業主婦が223.4万円。
代替費用法で計算すると、平日の日給が17,700円で、土日合わせて40,000円。
月収約39万円、年収約468万円となります。
(子どもがいない場合は金額は変わります)
主婦に対する男女の認識の違い
専業主婦ができたのは戦後。
それまでは、女性も普通に働いていましたが、
戦後、高度成長期を迎えるにあたって、
女性が男性を支えるように政府が訴えかけたのです。
逆に言うと、日本は機械などの物質的な部分では発展しましたが、
戦後数十年間、男女の位置づけ、生き方は、あまり変わっていないとも言えます。
専業主婦の制度は、世界でも珍しいのです。
一般的に、「職業」というのは、お金を稼ぐことを言います。
そのため、男性からすると「主婦=無職(養われている)」ですが、
女性からすると、「主婦は仕事」となるのですね。
でも、残念ながら「主婦」ではクレジットカードの審査も旦那さんの収入次第ですし、
「主婦」単体では生計を立てることができません。
これは何を意味するかというと、お金に対しての「社会的信用がない」ということなのです。
大切なのは、主婦の経験を生かして「どうやって社会に貢献する?」ということを考えること、
そして、それを実施することなのではないかと思います。
その経験を生かして社会に出れば、
年収300万〜500万のサラリマンと同等の市場価値があるのですから。
まとめ
主婦は無償で働いている、という意識があると思いますが、
その経験を有償にするのは、意外と簡単かもしれませんね。
たくさんの愛情と経験がある主婦の皆さん、今日も堂々と胸張って、良い1日を!
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