
終活という言葉を最近耳にするけど、別にそんなのしなくてもいいよな!

勘違いしとるやん!経営者ほど、遺書は書いておいたほうがいいんやで!
最近終活という言葉をよく耳にします。
死ぬ前に遺書を書いたり、お墓を買ったり、要らない物を処分したり、、
そんなのやらなくていいだろ、と思う方も多いと思いますが、
経営者であれば、遺書は用意しておいたほうが良いですよ!
なぜ経営者は遺書を書いたほうがいいの?
経営者が遺書を書いたほうがいい理由、それは何と言っても家族のためです。
あなたの配偶者は、会社の役員と交流はあるでしょうか?
会社の運営が滞らないよう、速やかに様々な相続の決着を着けなければなりません。
例えば会社の株。
- 発行済株式がをどう分配するのか?
- 代表者は誰になるのか?
もし代表者が決まらない場合、
株主総会の重要な決定事項が決まらない、という事態に陥り、
会社の経営がうまくいかなくなるなんてこともあります。
もし倒産、なんてなった場合、だれが借金を背負うのでしょう。。
連帯保証人はどうなっていますか?
社長が連帯保証人になっている銀行の負債は、家族に相続されますよ。
次に、新社長の名義についてです。
もし代表者が決まらない、なんて場合、
社長を決める株主総会で決まらないため、
いつまでたっても社長がいない状態が続きます。
社長がいない会社なんて、対外的にもよくありません。
不信感から運営の悪化に陥る可能性があります。
特に気をつけたいのは、一度相続がうまくいかなかったことがある場合
過去に相続で揉めている場合、ここぞとばかりにふっかけてくる人もいるかもしれません。
そうなると、なおさら泥沼化することが容易に考えられます。
心当たりがある方は、元気なうちに、
遺言書を書いておいたほうが良いでしょう。
※経営者大型総合保障制度に加入している場合※
経営者大型総合保障制度は、その保険金で役員の退職金を支払うことになりますが、
これも決定するのは株主総会。
代表者が決まらない、なんてなると、
退職金すらお預けになってしまいます。
まとめ
遺言書は遺族にとってはとても重要なものになります。
面倒だ、なんて言わずに、少しずつ考えておいた方が良いかもしれませんね。
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