
海外に事業を展開したいなぁ!海外で商売をする場合、資金繰りはどうなるんだろう?

海外に事業を広げたいんやな!ほな、国際ファクタリングの紹介したるで。
昨今、海外との取引が多い企業も多数あるのではないかと思います。
これから国際事業を検討している経営者様、国際ファクタリングをご存知でしょうか?
以下、国際ファクタリングについて説明します!
国際ファクタリングとは?
金融機関が輸出代金の回収を100%保証してくれるサービスです。
輸出による代金の回収を行うには、保証状や取消不能信用状、輸出国での輸出貿易保険等を利用する必要がありますが、これらは手続きが面倒な上、輸入国によっては発行が出来ない場合もあります。
こういった場合、ファクタリングを利用することによって、一定の条件は必要になりますが、輸出代金債権をファクタリング会社が100%の支払保証してくれ、輸出契約をすることができます。
■言葉の説明
- 保証状(L/G)・・・貿易取引にて当事者間で損害が発生しそうな場合、どちらか一方がこれを保証する旨を記載したもの。
- 取消不能信用状・・・信用状に記載のある当事者すべての同意がない限り,確約を取り消したり,条件を変更することができない旨記載したもの。
- 輸出貿易保険・・・取引の代金回収不能を保証する保険。
様々な記事でもお伝えしているように、ファクタリングは世界ではメジャーな資金調達方法です。そのため、国際ファクタリングは、各国のファクタリング会社が連携している国際的な組織となっています。
国際ファクタリングのメリット
- 保証状(L/G)がなくても送金取引が原則100%保証されます。
- 手続きが簡単。効率的にすすめることができます。
- 海外バイヤーの信用調査を定期的に行うため与信管理を強化出来ます。
国際ファクタリング契約までの流れ
- 海外バイヤーに、ファクタリングを利用することの承諾を得ます。
- ファクタリング会社に、海外バイヤーの信用調査を依頼。
- 調査の結果、問題なければ船積完了後、インボイスと船荷証券(B/L)をファクタリング会社へ提出。
- 海外ファクターはバイヤーから輸出債権(お金)を回収し、ファクタリング会社を通じて料金が支払われます。
(ファクタリング会社は海外ファクターにバイヤーの信用調査を依頼)
(ファクタリングの申込)
■言葉の説明
- インボイス・・・税関への申告・検査などで必要となる書類
- 船荷証券(B/L)・・・
船会社が船積み地点で貨物を受け取ったことと、指定の目的地までの運送及びその荷揚げ港で貨物受取人に貨物を引き渡すことを約した有価証券
参考文献:http://www.rakuraku-boeki.jp/word/b030
国際ファクタリングの費用
原則として輸出者が負担します。
- 信用調査費:10,000円くらい
- 保証料:インボイス金額に対し、1カ月あたり0.7%〜2.0%
- その他:通信費など。
国際ファクタリングのデメリット
国際ファクタリングには買い取り型と保証型のファクタリングがあります。
買取型ファクタリングの場合、ファクタリング会社に売掛金の債権を譲渡することになります。
保証型の場合、売掛金が回収できなかった場合、ファクタリング会社が保証してくれるという契約なので、
債権譲渡はありませんが、承諾は必要になります。
日本人気続く
オリンピックが日本に決まったこともあり、日本人気が続いていますね。
最近ではmade in japanの商品が海外ではとても人気というのはご存知だと思いますが、釣り竿やデニムも人気のよう。
デニムは日本の職人が海外へ赴いて、有名ブランドとコラボしていたりします。
ファッションに関してはセンスが無いような日本職人が、海外ブランドのデザイナーにデザインは任せていいものを作る。
どんどん日本の良さが海外に伝われば良いなぁと思います。
海外事業を考えている方、今がチャンスです!
海外取引が多い企業様、これから海外事業に挑戦しようとしている経営者様は是非、国際ファクタリングの検討してみてください。
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