運転資金が足りない経営者様、まず何を考えますか?
すぐにキャッシングやローンを考えるよりも、まずは経費削減できる所がないか考えてみましょう。
まずは経費削減できる所がないか確認
数字をひとつずつチェックし、無駄がないか節約できる所がないかしっかり確認しましょう。
社内書類は全て電子化していますか?
カラーコピーは控えていますか?
ネットバンキングを活用して手数料を節約していますか?
集合研修をネット動画を活用して個別研修に切り換える。
社内設置のサーバーは格安のクラウドービスへ切り換える。
などなど、節約できるところは結構ありますよ。
従業員の給料を考える
運転資金が足りないにもかかわらず昇給があったりしませんか?
経営が厳しい中で昇給をしても、会社が倒産しては元も子もありません。
現状維持できるよう乗り切りましょう!
会社の支払形態を見直す
売上が上がると資金が不足する事態に陥ることがあります。
下記条件を前提とし、1つ1つ例にとって見てみましょう。
事例1:現金商売の場合
仕入も現金で支払い、売上も現金で回収する現金商売の場合
現金50万円で商品を仕入れて、その商品が販売されるまでの間は、60万円の赤字です。
商品を仕入れて販売されるまでの期間が1ヶ月とすると、60万円の資金が在庫として寝てしまうことになります。
《売上が100万円増えた場合》
月の売上高が更に100万円増えると、在庫の資金としてさらに60万円が必要になりますね。現在の手許資金が30万円の場合、借入や融資などにより在庫資金を調達しなくてはなりません。
事例2:掛け商売の場合
商品代金の売掛回収条件や仕入代金の買掛支払条件が「末締め翌月払い」といった取引条件で商売をするのを掛け商売といいます。
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- 売掛回収が2ヶ月後、買掛支払いが1ヶ月後の場合
月の売上高が100万円とすると、売上代金は2ヶ月分の200万円未納の状態となります。
一方、仕入代金は1ヶ月分の仕入代金60万円の資金が留保できます。
ということは、差引140万円の資金が不足することになります。
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- 売掛回収が1ヶ月後、買掛支払いが2ヶ月後の場合
月の売上高が100万円とすると、売上代金は1ヶ月分の100万円未納の状態となります。
一方、仕入代金は2ヶ月分の仕入代金120万円の資金が留保できます。
ということは、差引20万円の余剰ができます。
このように支払方法を変更するだけでプラスに転じる場合があります。
今一度どういった支払方法になっているか確認してみましょう。
☠どうしても資金が足りない場合☠
色々見なおしても資金が足りない場合、キャッシング、融資、ファクタリングを考えましょう。
ファクタリングとは、基本的には「会社が持っている売掛金をファクタリング会社に売る」仕組みです。
物の売買のようなイメージで、融資とは全く違うシステムですので、負債にならずしかもキャッシングよりも審査が甘く、決算書や今後の金融機関の審査に影響をあたえることもなく資金調達が可能。融資を断られてしまった・・・そんな経営者様でも、売掛金があれば、最短即日で調達可能です。
ファクタリングでキャッシュフローを改善し、再び銀行融資の再開も可能となるチャンスさえありますよ。
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