一緒に住んでいる家族が借り入れをしている場合、
自分に影響はあるのか?と心配になる方もいらっしゃいます。
今回は、家族の借入が及ぼす影響について、お話しします。
家族の借入が原因で借入ができない?!
これまで支払いの遅延など、トラブルがないのに、
審査に落ちてしまった、、という方、「もしかして家族に原因が?」と思ったことがある方もいらっしゃると思います。
基本的に家族が原因で審査に落ちることはありません。
なぜなら、借り入れの審査は、その本人のみの審査となり、
家族まで調べることはないからです。
そのため、家族がいくら借り入れしていようが、
基本的にはあなた自身が返済できる能力があると判断されれば、
審査には通るはずです。
で、なぜこんなに「基本的には」ということを強調しているかというと、
例外があるためです。
では、例外のご紹介をしていきます。
家族の借金の保証人になっている
もし、あなたが家族の借金の保証人になっている場合、
高い確率で審査に落ちる可能性があります。
なぜなら、保障人とは、お金を借りた人が、返済することができなくなった場合に,
代わりに返済する人のことを指すため、実際はあなたの借金ではなくても、
あなたの借金と同等とみなされることがほとんどのためです。
連帯保証人の場合はなおさら、審査に通りにくくなります。
ただし、必ず審査に落ちるわけではなく、
金融機関の審査規定にもよります。
配偶者がブラックリストに載っている
あなたの配偶者がブラックリストに載っている場合、審査に落ちる可能性があります。
特に、あなたが専業主婦だった場合、
収入証明は旦那様の収入証明となります。
しかし、旦那さんがブラックリストに載っている場合は、
「返済されない可能性が高い」と判断され、審査に落ちる可能性が高いです。
同居している家族が借り入れをして遅延している場合
基本的に、同居している家族が借り入れをしていても、
生計が別であれば、審査に落ちることはありません。
ただし、同居している家族が家族が借金の返済を遅延していたり、
借金を踏み倒していてブラックリストに載っている場合は、
審査に落ちる可能性が高くなります。
これは、電話番号などから判明することが多いようです。
本来、家族と同居していると、審査に有利だということをご存知でしょうか?
金融会社としては、家族と同居しているということは、
もし返済できなくなった場合でも、助けてくれる人がいるので、
返済してもらえる可能性が高い、という判断をすることがあるためです。
(もちろん、すべての金融機関ではありません)
そのため、本来、家族と同居していることは
審査に有利なはずなのですが、
もし、その家族がブラックリストに載っているということが判明した場合、
返済してもらえる可能性が低くなります。
さらに、家族でお金にルーズなのかも?と思われる可能性も。
そのため、同居している家族がブラックリストに載っている場合は、
審査に落ちる可能性が高いのです。
家族の借金を把握したいときの確認ポイント2つ
家族が借金しているかどうかを判断するのは、正直難しいです。
ただし、返済が遅延している場合は、判断できるものがあります!
○知らない人から電話がかかってくる
借金の返済が遅れると、まず電話で督促します。
基本的には本人の携帯電話にかけてくるのですが、
本人が電話を無視していると、固定電話にかけてきます。
その場合、金融機関も気を使って、会社名を名乗りません。
苗字のみを名乗ります。
もしくは○○センターと名乗ったりします。
アイフル・・・AIセンター
アコム・・・ACセンター
プロミス・・・事務センター
SMBCモビット・・・MCセンター
そのため、知らない人から頻繁に電話がかかってくる場合は、
借金返済を滞納している可能性があります。
○郵便での督促
電話も無視していると、今度は郵便物が届きます。
こちらにも、金融機関名は記載していません。
上記のような、○○センターといった記載がされている可能性が高いです。
○○センターからの「親展」の郵便物は滞納の督促の可能性高いです!
滞納していない場合の借金確認は難しい
借金を滞納していない場合、借金を確認するのは困難です。
消費者金融側も、家族にばれないよう、細心の注意を払っていますので、
WEB明細などすべてWEB上で済ませていることが多いためです。
まとめ
基本的には、家族が借金していようと滞納していようと、
生計が別であれば、あなたの借り入れには影響はありません。
しかし、例外として、家族の借金の保証人になっていたり、
専業主婦で旦那がブラックリストに載っていたり、
同居している家族がブラックリストに載っている場合は、
審査に影響する可能性は0ではありません。
ただし、各金融機関の審査規定にもよりますので、影響しない場合ももちろんあります。
家族の借り入れについてすべて把握したり、
今後一切借り入れをするな、というのは難しいかもしれませんが、
1つ言えることは、たとえ家族でも「保証人」にはならないようにしましょう。
そうすれば、ご自身の借り入れの審査に影響することは最小限に抑えることができると思います。
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